2023年、あけましておめでとうございます。
今年早々、私が経営するすべてのスクールIEにて、AI教材「smart flip」の導入を指示しました。しかも、すぐにすべての中学生にこの教材を持たせてくれ…と。

子どもたちの了解も、親の了解も取らねばなりません。そのためには、理解を得られる話し方など協議して、順を追って進めていくものでしょうけど、私は「保護者の皆さんにどうにか承諾してもらってくれ」という強引な指示でした。

私がそれだけ、この教材を使うことを強く希望したからです。それもこれも、私が今、副業として学校で授業をしている中で感じ取った、学校現場にICTが浸透し始めているからこそ、学習塾がこれに遅れをとってはならないという危機感からです。

この危機感は、学校現場に身を置いた私にしかわかりません。塾を経営している他の人たちは、まだまだ様子見という感じ。紙とペンを使った、白黒の教材とノートを使った授業を展開しています。だけど、すでに中学生は、iPadを使ってレポートや感想文を提出し、学校の先生はPowerPointを使った授業を展開しており、理科も社会も、さまざまな動画を見せながら授業をしています。

にもかかわらず、塾は、先生が黒板をつかう？
子どもたちの持ち物は、ノートと教材？
小学生がそれで楽しめる？いつもYouTubeをみているのに？
高校生がそれで深く学べる？予備校の先生の授業はいつでも動画で見ることができるのに？

社員の誰もが「そんなに絶対、今、導入しなければなりませんか？」と訝しげに聞いていましたが、私のカンだ！しかもタイミングは今だ！今、すべての保護者の皆さんに頭を下げてでも、必ずこれで成果を出すから、信じられなくても私を信じて導入させてくれ！と伝えてくれ〜〜〜！

そんな私の意向を受け、すべての社員が「よっしゃわかった！」と準備を始めてくれました。ありがたい、ありがたい。新しい教育を推し進めるぞ！と決めて明けた2023年の第一弾は、AI教材の活用です。