2023年12月18日 畠中の日記 一覧に戻る
未来に向けた研究を始めた2023年でした

2023年も終わります。

この1年は、2022年に開校した2教室の立ち上がりを応援することに必死の序盤戦でした。

新しく始めた「探究学習」の取り組みは試行錯誤で、小さな子どもたちに今必要な力はどんなことで、どんな授業が効果的かを模索していた1年間でしたね。

急激に拡大した会社に新しい社員がたくさん入ってきたけれど、価値観に合わせられず、また急速な会社の拡大に仕組みや受け皿が追いつかず、やむなく辞めていく社員もいました。それによる業務の障害を可能な限り抑えることに必死だったように思います。

しかし、どれもこれも必要な仕事であって、今の仕事、未来の仕事、そしてうまくいかなかった修正の仕事、よくもまあどれもしっかり対応したものだと感心しています。

何よりも興味深かったのは、今年AI教材を導入したわけですけれど、子どもたちの対応は柔軟で、それまでの子どもたちの学習スタイルが変化してきました。
さすが、学校でもiPad等を使っているだけのことはあります。
もちろん、全員がAI教材を好意的なのではなく、集団塾や個別塾を気に入る子がいるように、従来の問題集での勉強を好む子どもたちもいれば、AI教材を好む子どもたちがいるって感じです。

しかし、そのようにして教育業界も、指導や学習の多様化が進み、各社いろいろ試行錯誤した上で、自分のところはこれだ!これで子どもたちの能力を開発していくんだ!という信念を早くに作り、その質そのものを高めていける会社が残っていけるんだろうなと感じています。

そういった意味で、今年の修和塾は、未来の学習、未来の授業をどうするかという研究を始めた、その「元年」だったと言っていいと思っています。
しばらく、この研究は続いていくでしょう。
焦らず、腰を据えて進めていきたいと思っています。