インターナショナルスクール、国際バカロレア教育への挑戦

AIC国際学院初等部京都校において、小学生に対する学内アフタースクールを展開することになり1ヶ月が経ちました。学習指導要領とは異なる時間割で進んでいますので、読み書きそろばんを学習しているわけではありません。
でも、探究心と向上心は備わり、正解のない課題に対し、自らの回答を作り上げる力はあります。
それが自己主張する子を生み出し、それは能動的に取り組むものの、日本の社会においては出る杭は打たれるような態度に見られることもあるかもしれません。
とりわけおもしろいのは、1時間目から座学をしている日本の学校とは違いますから、じっと長時間座って学習に取り組むことに慣れていないし、問題を解き続けるスタミナも少ない。
だからこそ、公文のような学習はおもしろくないと言い、放棄しようともします。
答えがわかっているものはおもしろくないのです。
過程を考えるからこそ勉強はおもしろい。
まさに、学習とは、学びとは、その本質を突いていることは間違いありません。
しかし、この子達の未来を想像したときに、この日本において生きていく限りは、日本の文化、価値観、風土、慣習といったものに理解と示し、調和する力もまた求められます。
そういった部分を、日本の学習指導要領に則って、AICの子どもたちが触れている教育方針に適合することができる我々がこの仕事をすることに、唯一無二の価値観を見出しています。
国際バカロレア教育に浸かった子どもたちに、日本の子どもたちが習得する知識を、バカロレアの方針に沿って教えるなんて、どの学習塾にもできない仕事であり、修和塾にしかできない仕事です。