同じことを、違う方法で結果を出す醍醐味
塾の運営を毎年続けていますが、毎年違う方法を試して、同様の成果を出しています。外から数字だけを見ていると、たいして変わり映えしませんが、中で働く我々にとっては、例年「今年も劇的だったね」と思えるほど、たくさんのことに取り組みすぎて、間に合っていません。笑)
今年は、6年ぶりに勉強合宿を実施すると決め、探求学習なる試みも準備しています。地域の人々に喜ばれることは何かを探し続けているとともに、会社の理念に沿って提供できる「教育」とは何か?その葛藤の間で考え出すアイデアの実現が楽しい。
次の構想は、塾の運営の仕方について、まったく新しいチャレンジをします。働き方改革は、残業しないとか休みを取るとか、まだまだその程度の短絡的な試み、表面的な試みしかできない企業が多いから、下請けにしわ寄せがきたり、休んだはいいものの、家族でどう過ごしたらいいかわからないどころか、子どもが育った家庭にしてみたら「お父さん、なんで家にいるの?」って不思議がられる始末だったりすると、まあ、時間が解決することではありますが、もっと工夫できることはあるなぁと思っています。
一つの塾に一人の責任者を配置することがセオリーの塾業界において、最近は、一人の責任者が複数の教室を担当したりする流れもあります。これは何よりも激務であり、第一、子どものことを把握できない。当然、休むこともできやしない。だったらなぜこんなことをしているかというと、人件費を削減したいから。それだけ、競争が激化していることからくる利益確保のための苦肉の策なのでしょう。
今回、当社が新しくチャレンジする運営方法は、その逆でもないまったく新しい発想。
ワークシェアリング。
人相手の仕事において、そんなことできっこないって指摘もされましたが、真っ向勝負です。コミュニケーションの腕を磨けば、これは実現可能だと断言できる。当社はNLPというコミュニケーション学が社員に根付いているからこそ、そこに向かって突き進むことができる。
もちろん、実現に向けての障害がありますが、一つ一つ丁寧に議論して体制を構築していきます。すると、働き方改革なんかをはるかに超える、余裕と充実がある毎日が手に入るでしょう。仕事をしたいのに帰るなどという不一致な現象も起きない。余裕と充実!このバランスが大事なんだからね!
すごく頭を使うけれど、今の楽しみの一つです。