社員との会議で、本音で3時間も語り合う。そして本音で語り合った後は、決断がサクサク決まる。ダラダラ話し合うなどのムダは一切ない。ウチはそんな会社です。今日の3時間は、自分の働き方がずいぶんと変化していたことを知り、涙が出るくらい幸せだと感じた時間でした。
若い頃のように、歯を食いしばって「もっともっと」という気持ちでやるんじゃなく、人からの見た目や世間からの「こうあるべき」を捨てて、私の信じる道をまっすぐ進みながら、ケセラセラの気持ちで利益を出したいと夢に見ていた30代後半。
この半年間、我慢や苦労を重ねず、こうあるべきの行動を取らず、正直に素直にやってみても成果が出た。力を抜いて、やりたいようにやりながら、各所とのバランスを取りながら結果を出すって働き方。そんな働き方をしても結果的に今、修和塾は、2年前までの業務委託の仕事に頼った経営から脱却し、本業のみで過去最高益を記録。いくつも別荘を購入したのに…ですよ。
生徒の人数や運営している教室の数が多いことが良いわけではない。頑張って働くことが良いわけでもない。利益を出し、結果を出す過程には、気力が充実し、健康とのバランスもよく、適度な負荷と、創作や変化を楽しめるように仕事をすることが幸せ。そして今日のように、何時間も仲間と、仕事において感じたことや起きたことから、いろいろな考えや自分自身に思いを巡らし、みんなが自分の想いをくったくなく話す。お互いの言うことをなるほどと思う。これ、ものすごく贅沢な遊びです。仕事でそれができることが楽しくて仕方ない。長い時間を費やしている仕事において、こんな時間を過ごすことができるなんて、幸せだなあ。
手を抜くわけじゃなく、結果を出すだけなのです。力まない。苦労は、結果のために必要なら容赦なくやりますよ。みんなが「なんのためにやっているの?」って思うようなことはせずに、結果を出すことを通して、おのおのが感じることをシェアして楽しむ。だからウチの会社で働く社員は、楽しい!って言う。自分の成長を感じられたり、新しいことを見つけられたり、何より会社を自分たちの手でどんどん作り変えているからかな。
若いやつは、歯を食いしばって頑張れ。理不尽なことでも耐えて、それを糧にするくらいのことをしなさい。その考えは一切変わっていません。ウチに新卒で入社してきた女性社員にとっては、それはそれは辛い3年間だったことでしょう。でもそれを通り過ぎた今、楽しくて仕方ない!と言えるようになるんです。
そして、40代になった私は、気張らずに結果を出せる人間になります。この仕事の勝ち方を知っている。その自信を手に入れるまで頑張ってきましたからね。勝ち方を知ったなら、100勝したいか20勝したいかを決めるのは自分で、気張ってやろうと力を抜いてやろうと決めるのも自分で、私の望む結果の通りに結果を出せばいいだけです。
利益が大きくなっていくからこそ、塾に通う子どもたちを合宿にでも連れて行って、思いも寄らない体験をさせてあげたいと思います。利益は懐に入れず、感謝の心を持って大切な人たちにお返ししていきます。