私は学習塾の教室長として、1つの教室を社長から任せていただいています。
その中で日々目標を持って取り組んでいるのですが、ちょっと最近どうにも煮詰まってしまい、なんとか打開しようと、別の会社の知り合いの教室長の方にお話を伺いに行ってきました。
非常に良い時間でした。
今までも、私なりにたくさん勉強したり人に教えていただいてきました。思いつくことは全てやってきた自信もありました。だからこそ、今回も、特に目新しい発見や「これをやればうまくいくはずだ!」みたいな特効薬があったわけではありません。
「何をやればいい、ってレベルじゃないのかもしれない。もうここまできたら、生き方とか姿勢の問題なのかもしれないな。」と感じていました。会いに行かせて頂いたのは、同じ女性で教室長をされている方で、素晴らしい結果も出しておられる方です。その方の、考え方や生き方を学んできたような時間でした。どういう考えで子どもたちににそのような声かけをしたのか。なぜそのタイミングで保護者の方にそのように声をかけたのか。どういったスタンスで面談に臨んでいるのか。困った時やうまくいかない時はどんな風に捉えていて、何がモチベーションになっているのか。どういう夢や目標があるのか。今と昔じゃどのように考え方が変わったのか。影響力ってどうしたら出せると思うか。どのようなリスクを想定して生きているのか。そういったことを、じっくりと、全部で2時間くらい話す時間をとって頂きました。
一番印象的だったのは、私が「目標を追いかけてばかりで、地に足がついてない、空回りしてる感じがするんです。」と相談した時に、「私も目標通りいかないときは、どうしよう!ってものすごく焦ることがあるよ。でも、今目の前にいる、うちに通ってくれている子どもたちにエネルギーを注ぐことしかできないから。毎日もっと何かできるんじゃないかって思って、その日1日をこれ以上ないくらい満足して帰ってもらうことしかできないよ。」と言われたことでした。
私にはその言葉がものすごく響き、「あぁ、私は今通ってくれている子どもたちにもっともっとしてあげられることがあるのに、目標のことばかり考えていて、今うちを選んでくれている子どもたちや保護者の方に対して感謝が足りないなぁ」とジーンときました。総じて、やっぱり結果を出しておられる方は、私より高いレベル・基準で生きていて、それが結果に反映しているんだなぁと感じました。「もっともっとやれる、もっと上がある」と思って生きているし、それでいてちゃんと今に感謝もしているなぁと感じます。そう思うと、今日このような時間を取らせていただくことができた、アルバイトの先生たちにも感謝ですし、今通ってくれている子どもたちにももちろん感謝の気持ちしかありません。
目の前にいるお客様に、必要だと思うことを、妥協なくとことんやっていく。そこから始まるんだなぁと感じました。
村田