vol.18 準決勝
いい試合の後の引き締まった試合は素敵です
昨日怪我をして悔し涙を流した子は、骨に異常なく元気にスタメン出場。
しかし、初回にまた暴投を投げてしまい、それがきっかけで1点を先制されます。明らかに、前日の暴投を引きずっていました。
昨日のシーソーゲームとは異なり、この日は投手戦。とは聞こえはいいが、要するに打てないだけ。笑)
4回まで0−1で負けてはいたものの、引き締まった勝負を展開していました。ウチのピッチャーは、見たことない最高の出来。毎回奪三振を奪い、初回のエラーがらみの失点以外、毎回三者凡退で片付るすばらしいピッチング。
こちらのペースで進んでいましたが、3回2アウト1、2塁、4回に2アウト3塁のチャンスをつくるも、あと1本が出ません。逆に、5回に四球でランナーを出してしまい、ショートゴロを暴投してしまって1点を取られてしまいます。
最終回を迎えるまで、こちらはヒット4本。相手はヒット1本だけ。しかし、こちらのたった2度のエラーによって2点を失っていました。0−2。やはり、五分と五分の戦いになると、ミスをした方が不利です。それでも、こちらはやるべきことを変えずに、信じてチャンスをつくるしかありません。
最終回、再びドラマが待っていました。この子たちは、最終回にならんと頑張らんのか!?
先頭バッターが、デッドボールで出塁します。続くバッターのサードゴロを、相手がエラー。バントで送って、1アウト2、3塁のチャンスができました。
試合前、「ここ一番で使うからな!」と言って心の準備をさせておいた子を、代打に送ります。いよいよ、最後の勝負、昨日と同様、周りの子どもたちも集中していました。