2019年08月11日 畠中の日記 一覧に戻る
どんな気分でもやり続ける人が、すごい人です

やる気があってもなくても、やり続けること

勉強合宿で伝えたい私のメッセージは、「やる気があってもやる気がなくても、コンスタントに勉強を続けなさい」ってこと。

「やる気があると頑張るけれど、やる気がないと頑張れない人は手を挙げてごらん?」って尋ねると、ほぼ8割くらいの子どもたちが手を挙げます。

「やる気があるときに頑張れるのは、誰だってそうだろう?大事なことは、やる気がないときにもやり続けられるかどうか、頑張れるかどうかなんだよ。今回の勉強合宿、必ず、みんなしんどくなるよ、やめたくなるよ、早く終わらないかなあって時計をみるよ。でもね、しんどいまま、やめたいって思っているまま、その気持ちを無理にやる気にさせなくていいから、手を動かし続けるんだ。決して、手を止めてはいけないよ。そんなこと、今までやったことないだろう?どうせ、帰れないような山奥に来ちゃったんだ。やったことないことを、やってごらん。こんなこと、二度とやらないかもしれない。だったら、どんなことになるか、楽しみにしよう。」

そう言ってスタート。それでも夕方には、ひとり、またひとり、天を仰ぎ始める。そんな2日間。そんなしんどい2日間だからこそ、ちょっとしたアクティブになれる取り組みを始めると、子どもたちは能動的に勉強を始めます。

受動的な、やらされる勉強をやり続ける中で、どうやって自分で価値を見い出せるか?
そんな中で、出会った能動的な学びを体験すると、できる!ってうれしい!、わかる!ってうれしい!って感覚になる。これこそが、学びの本質であって、これを体験すると子どもたちは自ら勉強を始めるようになります。

外から見ると、何の変哲もない勉強合宿ですよ。でもね、工夫がたくさん散りばめられていることで、子どもたちも自分がここまでできるんだ、できたんだ!と実感することができました。充分な成果あり。クタクタですが、よく頑張りました。