2021年01月22日 畠中の日記 一覧に戻る
権限委譲すべきことの見極め方

この1年で、教室も社員も倍になりました

1年前、まだ3教室でしたが、現在6教室になっています。
1年前、私を除いて正社員は2名でしたが、今は7名になっています。

新しい社員を仲間に加え、まだ1〜2ヶ月しか経っていないにもかかわらず、私はどんどん権限や業務を委譲し、任せ、託しています。

数ヶ月前に入社した社員は、ウチの会社を「それぞれがそれぞれの個性で働く会社」と表現していました。個性を否定せず、にもかかわらず、みんなが同じ方向を向いて働いていることにびっくりしていました。私は、その人の個性や信念、考え方を、全く否定しないどころか、肯定します。それが私の考えに反していても、です。それで成果が出るならそのままでいい。しかし、成果が出ないなら、成果を出したいなら変えてみたら?ってスタンスです。

みんなバラバラで結構。修和塾という会社は、バラバラであることを大切にするからこそ、少しのルールは必ず守ってもらっています。代表されるのは、コミュニケーションの取り方。

報告の仕方、伝達の仕方、チャットの仕方、発言やプレゼンの方法など。

私が直接教えています。そしてそれを練習してもらっています。社内公用語を英語にするよりも生産性があって、業務効率が良いのは、「伝え方のパターンを統一すること」です。

若い社員は、みるみる上手になっていきます。コミュニケーションが上手になると、任せたところで何が起きているか、何がうまくいっていて、何が問題になっているか、私だけでなく遠く離れている周りの社員にも、手に取るようにわかってしまうのです。だからだと思うんですよね。急激に社員が増えても、会社全体は全く慌てていない。そして、まるでもっと前から一緒に働いていたかのような安心感がみんなの中にあります。権限委譲のポイントは、コミュニケーションが上手かどうか。営業実績や経験、能力じゃない。

しかし、その理由にも勝る、私が権限委譲を推し進めている理由は、修和塾に集う社員はとにかく個性が強いってこと。「〜したい!」って想いがあるから。その想いがあるから、入社早々、新規開校を任せる社員がいて、入社早々、新しい事業の責任者にする社員もいる。

そして、会社設立以来、ずっと私を支えてくれる社員は、学習塾の室長を担いながら、幼児教育のマネージャーも務めています。今やもう、私の秘書もしながら、会社の財務も担当するようになり、東向日という教室の移転も任され、それを兼務する。どこにそんな力があるのか、どうしてそんなに仕事ができるのか?と周りはびっくりしているけれど、それだけのことが、休みながらでもできてしまう「働き方」を教えてあるからです。

だからこそ、よりいっそう、ますます権限委譲ができる。昔は、何事も私がやる!と息巻いていました。今は、みんながやる!・・・自信がありますね。