2019年02月22日 畠中の日記 一覧に戻る
子を想う親の愛情の深さ

様々な表現はあれど、親は子から逃げないですよね

スクールIEでは、新年度を控え、塾生の保護者と面談をしています。お子さんのことを伺いながら、塾での様子を伝え、新学年になる4月から、どのようにこの子を育てていくかを話し合っています。

「先生、よくウチの子のことをそこまで言い当てられますね、ウチの子のことをよくわかっていただけて、よかった」

何年も前から、面談をするたびにこのような言葉をいただくのは、NLPというコミュニケーションを学んできたから。学校の先生をしているときからそうでしたけれど、昔は若さもあったから、子どもの本質がわかるまでに時間はかかりましたが、今は経験もあって、その子がこのまま育つとどうなるかまで予測ができる。

「先生、ウチの子、そうなっていくのが眼に浮かぶわ」

ここ数年は、そういった声も聞くようになりました。そして我が子の将来を憂いてる。でも、どんなに悲観的な状況でも様子でも、親は子から逃げることはしません。どれだけ心配でも耐えられるし、どれだけ困っても見捨てたりはしない。でもちょっと心が折れそうになるから、応援してくれる人がいたらいいなとは思っているはず。私は、応援者になっているにすぎません。

「ウチの子、ほんと、できませんよね」と一見、我が子のことを小馬鹿にするような表現をされても、その奥には、常に期待と愛情と、信頼を感じます。だから私も「そうです、できませんよ」とはっきり言える。「できませんよね?」と聞かれて「そんなことないですよ、頑張ってますよ」って答えをお母さんは求めていないのです。

共に、子どもを育てる。もちろん、子育てには親が最も影響が大きい前提の上で、私の役目はお父さんお母さんを応援し、希望を見せ、勇気を与える。これでいいんだ!あ、成長しているんだ!嬉しいな!それを伝えていく。心に寄り添った仕事です。