2019年01月20日 畠中の日記 一覧に戻る
スマホなしで、みんなで遊ぶ楽しさを

生き抜く力を育む学校「じぶんラボ」
年始の集いをスクールIE黄檗校第2教室で開催しました。

午前中に、夢を叶える方法について講演したあと、今年のじぶんラボの活動を発表し、学生が8名ほど参加。たった数名から始まるこの活動が、どのように発展するのかしないのか、すべては自分次第です。

午後から、地域の子どもたちを招いて餅つきをして、お餅を振舞いました。でもね、あっという間にたくさんの子どもたちがきて部屋はいっぱいに。さらに、とてつもない勢いで餅を平らげてしまい、2時間後にはヒマになっちゃった。
中学生なんてスマホを取り出し、友達同士でゲームを始める始末。今は、こんなふうに遊ぶのねと思いながら見ていると、学生が「なんかしよう」と声をあげ、ジェスチャーゲームを始めるではありませんか。

初めは学生がジェスチャーをして、見ている子どもたちが正解を当てていましたが、次第に、学生が子どもたちを指名して、子どもたち一人ひとりが、みんなの前でジェスチャーをする。同じ学校でもない子どもたち、知らない人もいる中で、恥ずかしがらずにやるんだろうかと思って見ていましたが、みんな恥ずかしそうにしながらもちゃんとやって、正解もしてもらって拍手ももらう。スマホでゲームをするときには見られない、はにかんだこどもらしい顔をしていました。

今年、無人島へ学生とともに行く!と発表しました。スマホやそういった電子機器で情報を集める、そんなことから無縁の場所で、そこにある食材でどうにかしてみんなでご飯を作って食べて遊ぶ。生き抜く力を育むためには、そのような経験から自分自身が何者か、どうしたいのか、どう生きたいのかを見出していく必要がある。

無人島は、学生発案で学生が見つけてきました。やりたいことを、やりたいようにやる!これを応援するじぶんラボ。今年、楽しくなりそうです。