2018年03月18日 畠中の日記 一覧に戻る
私の宝物がここにあります

スクールIEで働く講師のみんなを讃える!

私が経営するスクールIEで働いている講師のほとんどは、大学生です。彼らは、授業力も知識もプロの講師には遠く及ばないでしょう。何より経験もない。しかし私は、彼らでも十分に子どもたちの指導ができるとわかっています。

そもそも、「プロの講師がいます!」「社会人講師が多数在籍しています!」と謳っている塾こそ、大学生を講師として育てる力量がないところがほとんどです。

社会人講師よりもプロの講師よりも、仕事の仕方、人に尽くす心意気は、私が運営する教室で働く講師の方が勝っています。塾の講師の力量は、教務力ではない。人として生き様、生き方、その人そのものなのです。

何年も私は、講師の人間力だけを磨いてきました。その子にとって正しいことを、関係悪化を恐れずに言える力。人に物を教えるならまず自分が教えるに足る人物になること。まるでお寺で働くかのように、自分よりも人のために、子どもたちのために力を注ぐことができる人間になること。

そんな若者に成長してきた彼らを褒め称えるために、社員総会を始めました。正社員のための会じゃない。アルバイトとして働く大学生のための会。

一人ひとり、私の想いに深く頷き、まっすぐ私をみて受け取ってくれます。心根の素直な、誠実な、それでいてエネルギーのあるこの若者が、社会に出て活躍できる力をつけてもらいたい。それをこのアルバイトを通して。まっすぐに働く彼らに教えてもらう子どもたちは、皆一様に、私が経営する教室を「いい」「この塾、気にいっている」と言ってくれます。

だから教務力がすべてではない。人が集まってくる人になる。そのための努力を重ねた彼らを讃える時間は、私にとっては宝物のような時間です。