2017年10月21日 畠中の日記 一覧に戻る
多くの経営者を前にして講演するとき

経営の話をせず、自分の話をする

私も経営者ですが、たいした経営者ではありませんから、経営者の方々に講演をするときは、身の丈に合っていない仕事だなあと思うことがあります。

そんなときは、コミュニケーションの専門家として話をするようにしています。多くの会社が、社員の離職や、内部のコンセンサスが取れないこと、意思決定のスピードが上がらないこと、コミュニケーション不足に伴う業務不効率が問題になっています。

コミュニケーションの観点からお話するとよく聞いてもらえますが、私の場合は必ずそこに「すべては自分自身から始まる」という考えを加えて話すので、経営者が変化、成長しなければならないというメッセージが伝わります。

うんうん!と頷いていただける一方で、耳の痛い話でもあるのです。しかし、やはりどこまで言っても経営者がすべての問題を作り出していると考えた方が、事態が好転するスピードも速い。だから、伝わってもらいたいなと思うからこそ、私の会社で起きているエピソードを用いて話します。自分のこと、自分の会社のことを話すのです。